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振り子車両



  • 鉄道模型の振り子車両というと、フライシュマン社の特許(?、正しくは知りません。)ということで、同社と同社のシステムを使った一部の車両だけというイメージがありました。
  • のちに、KATO社も特許(?)を取ったとかどうとかで日本型車両にも振り子(車体傾斜)機能を持つものが出てきました。どちらのメーカーの模型も、ギクシャク感なく綺麗に傾きます。
  • 両社の振り子仕様の模型を持っていながら、どこがどう違うのかがよくわかっていないのですが、我が家にある振り子車両を引っ張り出してとりあえず傾かせてみました。
  • なお、すべての写真はKATOユニトラックのR480/447にのせて撮影しています。もともと線路にカントが付いています。

フライシュマンICE-T(左)
KATO N700系(右)

N700の方は実物も「振り子」ではなくて「車体傾斜」というシステムだったかと思います。

ICE-Tのほうは、車体は傾斜していてもパンタはほぼまっすぐ立っているのが分かりますね。

フライシュマンICE-T(左)
KATO 381系(右)

ICE-Tのパンタは車体傾斜に関係なくほぼ垂直を維持しますが、381系のパンタは車体と一緒に傾斜します。(どちらも実物どおりの表現のはずです。)

フライシュマンICE-T(左)
フライシュマンVT610(右)

VT610の振り子はキャブ側の台車の根元に傾斜がついていて、ワタクシのようなメカオンチにも仕組みがとても分かりやすいです。

同じメーカーなのに、ICE-Tとは振り子の仕組みが違うような気がします。ワタクシにはうまく説明できませんので、詳しくは実物を見てみてください。

購入後あちこち割れたり折れたりしていたVT610のシャシーをスペアパーツを購入して交換してみました。

なんとなく振り子機能の仕組みが分かるでしょうか。
左側(キャブ・動力台車側)の集電板が斜めになっているのに加えて連結側(非力台車側)も若干傾く仕組みになっています。(ここが同社ICE-Tと違うところか。)

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