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8000系の室内について

(1) 室内について

8000系の車内はこのような感じになっています。
山側がロングシート、海側はボックスシートです。

未更新車ベースの車内は、壁がベージュ色。ロングシートの袖仕切りもパイプだけです。
更新車ベースの車内。ロングシートの袖仕切りがパイプでなく、また3人がけと4人がけの境目にも仕切りがあります。

壁は白色(ちょっと模様付き)です。

上の2つの折衷仕様のようなものが2両(クモハ8152と8252)あ ります。これは東急8500系から改造されたクモハ8152の車内になりますが、3人がけと4人がけの間の仕切りはありませんが袖仕切りはあります。 8252も簡易更新車とか呼ばれる仕様です。(8152と比して袖仕切りがない?)

壁は白系ですが、他の8000系のものとは模様が異なります。

(2) ボックス席の設置について

8000系の海側の座席は、西武NREの発生品と言われる座席が設置されています。僅かですが、座席の設置方法に違いがありますのでまとめました。

初期タイプのボックス席。台座の下に断面が三角形のスペーサーがあり、 座席がやや前屈みに設置されていることが分かります。(肘掛が床面とほぼ平行になっています。)

  • 当サイトの8000系編成表で車番に下線が引いてある車両がこれに該当します。

後期タイプのボックス席。台座下のスペー サーがなく、座席はそのまま設置されています。(上の写真に比べて、肘掛と床面が平行でないことが分かります。)

  • 当サイトの8000系編成表で車番に下線がない車両がこちらに該当します。

試しにメジャーで測ってみたところ、座席が前屈みに設置されたものと水 平に設置されたものとでは、ボックス席の足元の広さに(長さで)10センチ程度の違いがありました。

背もたれは基本的にリクライニングしません。(背中合わせの背ズリかド ア 脇のパイプにあたるため。)

ただし、一部にはわずかに背もたれが倒れるものがあります。微々たるものですが。

2020年のTA-7編成リバイバル以降、ボックスシート部分の座面の張替えが進んでいる。

柄は明らかにアルファリゾートのものだが、車両ごとに柄は変えられている。

2020.2.25 TA-7車内

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