memo@伊豆急行

2100系

2100系などというよりは、リゾート21と言ったほうが通りがいいかもしれません。最盛期は5編成40両が在籍しましたが、現在は3編成23両にまで減ってしまいました。

登場した当時はおったまげたものでしたが、今見ると、なんとなく昭和の香りもしますね。

R-1編成。前面の連結器で見分けが簡単につきました。R-2編成以降は普段連結器は隠れています。

下田が雪景色なのは珍しいことです。もっとも、このあとすぐに溶けてしまいましたけど。

2003年頃 蓮台寺〜伊豆急下田

R-2編成。このときは「コナントレイン」として運行されており、キャラクターのデザインが貼られているのがわかります。

R-3編成と区別がつきにくいのですが、先頭車の窓配置が少し違うところが区別しやすい点でしょうか。(R-1/2は中央客ドアと戸袋窓の間が狭いのですが、R-3/4はやや広めです。)

2000年 河津〜稲梓

JR東京駅への乗り入れに対応したR-3編成。オリジナル色末期は窓枠が黒から白や赤・青(車両外板色に合わせられている)になっていました。

2011年8月でオリジナル色での運行を終了し、そこで海側と山側で塗装が異なるというリゾート21のひとつのアイデンティティーがなくなってしまいました。

2011.8.18 伊豆急下田

その後、R-3編成はいわゆるハワイアンブルーに塗り替えられ「リゾートドルフィン号」と呼ばれるようになりました。

2012.5.12 JR伊東線来宮

2017年、R-3編成は再びリニューアルされ、今度は「Izukyu KINME Train」となりました。

基本的に赤一色。(屋根の一部も中途半端に赤)
下の方の魚のデザインと白色へのグラデーション部分は、塗装ではなくラッピングステッカーによる表現です。

今回は車内もリニューアルされ、シートがキンメ柄になったほか、車内外のLED表示器はアルファリゾートで使っていたものに変えられています。

2020.5.10 伊東

R-4編成。若干のモデルチェンジがされ「リゾート21EX」と呼ばれるようになりました。ロイヤルボックスが連結されたほか、前面ガラスの1枚ガラス化、スカート部の塗装が一部変更などがありました。屋根上クーラーカバーも延長されています。

この写真は比較的初期のもので、スカート部に通風口があります。

リゾート21EXの「EX」は、「エクストラ」と言うらしいです。ずっと「いーえっくす」だと思ってました・・・

1993年頃 JR伊東線来宮〜伊豆多賀

臨時特急フルール踊り子号の看板をつけたR-4編成。当時は「伊豆フラワートレイン」として装飾されていました。

スカート部の通風口がなくなっているのがわかります。

2002年頃 伊豆急下田〜蓮台寺

R-4編成は、廃車となったR-1を継いで「黒船電車」となりました。

2011.12.17 伊豆急下田

普通電車では連結されなくなったロイヤルボックスですが、期間を限定して普通電車でも連結されることがあります。

料金も不要ということで、乗り得な感じです。

2012.8.8

大きくモデルチェンジしたR-5編成「アルファリゾート21」。
随分と丸っこくなりました。

ある時期から前面にいかにも「後から付けました」という感じの行先表示LEDが取り付けられました。

2012年には「夏色キセキ」仕様となりました。

2012.5.12 JR伊東線来宮

2017年、R-5編成は「THE ROYAL EXPRESS」に改造され、普通に乗れる電車ではなくなってしまいました。

2019.9.15 伊東

ホーム伊豆急行 → 2100系


inserted by FC2 system